ｶﾝﾃｨｰﾈ･ﾙｯｿ　ｳｰｳﾞｪ･ﾄﾞｰﾛ･ﾋﾞｱﾝｺ

【ワイン担当　こつぶ　オススメ】

シチリアというとイタリアでもアフリカに近くサボテンなども生えており
まるで沖縄のような常に気温が高いイメージ。
しかしシチリアの中でもエトナ山というのは独特の地域でして、
富士山に近いような３０００ｍを超える独立峰で
さらには現在も桜島のように活発に噴火している火山です。
カンティーネ・ルッソはエトナ山の中腹８００ｍの高地にワイナリーがあり、
夏場の気温は昼は４０度、夜は２０度以下と過酷な環境ですが
ブドウにとって重要な酸が育まれます。
それだけにそこで生まれるワインは数多くのシチリアワインのイメージである
果実味豊かで飲みやすいとは一線を画した味わいのワインです。

こちらの白はナチュラルワインにとても近いと言いますか、
イタリアのワインにしては優しさ溢れる柑橘系の香りに程よい酸と八朔のような苦み。
ウーヴェ・ドーロの赤とは全く違う印象でびっくりしました。
ぜひ赤と白、両方買って飲んでみてほしいです。
まず、こちらの白ワインを食前酒的に飲んでみて、
食事が進むにつれて赤に変えて楽しんでみてください♪

■容量：750ｍｌ

■産地：イタリア／シチリア州

■辛口・白